Ver 1.0 からの変更点は、以下のとおりです。
可変DBの項目に追加・変更があったことで、Ver 1.0 での既存のデータを少々書き換える必要があります。
このページでは、書き換えの手順について解説しています。
既存の [表示コモン] [一覧コモン] をそれぞれ Ver 1.1 に置き換えます。
置き換える前に、[初期設定] の値を控えてください。 なお、同梱されている Doc.common は 2 個連続したデータになっています。
手順 1 で控えた値をもとに、初期設定 のページを参考にしながら初期設定を行ってください。
既存の可変DB「書類コモン/内容」を選択して、[C] キーを押してコピーします。
そのまま、空きになっている可変DBを選択して、[V] キーを押してペーストしてください。
空きであれば、位置はどこでも問題ありません。
その後、新たにコピーしたタイプの名前を変更しておきます。
[タイプの内容設定] を選択して、ほかのタイプと重複しない適当な名前に変更してください。
もとあった可変DBのタイプを、Ver 1.1 のタイプで置き換えます。
ウィンドウ左下 [読み込み] から、"cdb_ver1_1.dbtypeset" を読み込んでください。

読込先が間違っていないことを確認し、上書きすることを選択します。
必須となるのは、[内容] の中の最後の <<PAGEBREAK>> の削除です。

この作業を、すべてのデータに行います。書類の数が多い方には申し訳ないです。
ここまで完了したら、書類コモンが正常に動作するかテストしてみましょう。
適当な場所にマップEvを設置し、そこから表示コモン/一覧コモンを呼び出してみてください。
末尾のページ周辺で正常にページ送りができるなら、テスト成功です。
正常に動作することを確認したら、手順 3 でコピーしたバックアップは削除することができます。
不安な場合には、可変データベースを開いて左下 [タイプ&全データ] を保存するとよいでしょう。
これを読み込めば、Ver 1.0 のデータとして復元することが可能です。
アップデート作業はこれで終了です。お疲れ様でした。